新宿からスタートする京王線と小田急線。
子供のころ世田谷に住んでいた私にとって、
2本の線路は、西へ進めばどんどん離れていき、
決してまためぐり合うことがないもの。
そんな感覚ができてしまいました。
ところが多摩ニュータウンへ支線を延ばした両線は、
ここ、多摩市諏訪にある、
その名もズバリ「電車見橋(でんしゃみばし)」の下で、
トンネルを抜けたら、いつの間にか、
隣に別な線路が走っていて、
めでたく?再会しています。
地図の上では知っていても、
車窓からも見ていても、
自分の足でトンネルのそばへ行って、
自分の目で見るまでは、
なんとなく納得できなかったこの事実。
ニュータウンの住宅地と、
陸上競技場や武道館のある公園を結ぶ
歩行者専用のこの橋。
ここに立てば、
トンネルを抜けてきた電車が、
隣の線路を走る違う色の帯の電車と出会い、
また次のトンネルへと滑り込んでいく
そんなシーンが見られます。
多摩センターまで、あるいは新宿まで、下北沢まで、
どっちが速いのか、
どっちが快適にお客さんを運ぶのか、
どっちがその先のもっと楽しい沿線の街へ連れて行ってくれるのか、
電車たちが、互いに競いあっているかのような風景です。
所在地:京王永山と若葉台のほぼ中間地点。
若葉台からの散歩コース(永山まで約1時間)
→
若葉台から京王永山へ(ALPSLAB) へ
掲載日付:2008/09/02